2023年6月22日にスクウェア・エニックスより発売された『ファイナルファンタジー16』、通称「FF16」!
本作はJRPGとして屈指の人気を誇るFFシリーズにおける待望の最新作で、しかも体験版がすでに神ゲーだと話題になるほど超注目タイトル!
ということで今回は、FF16(ファイナルファンタジー16)のクリア感想と評価レビューをまとめていきます。
目次
FF16は面白い?クリア感想レビュー
ここからFF16をプレイして感じた面白かった点や心に残った点をまとめていきます。
FF史上最もダークで残酷な物語
正直、FF16体験版の段階でも”かなりダーク”だなって感じていたけども、本編はさらにシリーズを通してかつてないほど残酷で重たいストーリーになっていたのが衝撃でした。
というのも主人公クライヴの弟ジョシュアが殺され、その復讐劇で物語がスタートするなんて前代未聞だったし、王妃の裏切りで国も滅ぶなどまさに怒涛の展開。
また、犯人を追う中でマザークリスタルがもたらす世界の真実を知ったクライヴが一転してクリスタルの破壊を目指す展開は、FFにおけるクリスタルへの存在意義をもひっくり返すものとして感慨深かったです。
それと本作では魔法を使える人は、生まれながらに奴隷として扱われることが多く、人種差別の対象として描かれる描写も残酷です(;´Д`)
あとは戦闘における流血表現もがっつりあるので「これって本当にFF?」と感じてしまうほどでした。
でもそんな世界でクライヴが人としての尊厳を守るために戦う姿は共感できるし、様々な出会いを通して絆を結んでいく展開はダークでシリアスながらも感動できました!
魅力的な登場キャラクター
本作にもたくさんの人物が登場しますが、どのキャラも魅力的で複雑な人間関係も世界観に没頭できる要素になっていたのが良かったです。
最初こそ立場も考え方も違う敵対関係だったとしても、あるきっかけで強力関係になったり、逆に裏切られ敵対勢力になったり。
なかでもクライヴと行動を共にする召喚獣シヴァを宿すジルや狼のトルガル、アジトの仲間たちとの交流はクライヴの成長にはなくてならない存在!
逆にクライヴの実母でロザリア国王妃でありながら国を裏切って敵国サンブレイクの皇太后になったアナベラは、もう最初から最後まで大嫌いでした(-_-メ)
だからず~っと「あの女には相応の制裁を!」って願うほど、制作側の思うつぼくらいには世界観に引き込まれてました。笑
召喚獣VS召喚獣バトルがヤバい
FF16のここが面白い!といえる要素のひとつはやっぱり召喚獣同士のバトル!
これまでのFFは人間が召喚獣を召喚して戦わせるものでしたが、16では自らが召喚獣となって戦うというとんでもないことに!笑
体験版でもジョシュアがフェニックスとなり、謎のイフリートと戦うという火の召喚獣バトルがありますが、その迫力には度肝を抜かれました( ゚Д゚)!
もう戦闘シーンがカッコいいと一言では語れないくらい、巨大な召喚獣が本気でぶつかり合う場面はまさにアトラクションに乗っているかのような感覚!
しかもどの召喚獣もFFファンにとってはなじみ深く、それらを倒す展開は手に汗握るもので《とにかくスゴイ!》としか言えない(*´Д`)
魔法を駆使した手に汗握るバトル
FF16の召喚獣バトルはもちろんすごいのですが、通常バトルも魔法を駆使して戦うので迫力があります。
本作では召喚獣ごとに決められた技があり、その召喚獣+魔法をセットすることで魔法が使えるシステムになっています。
また、セット数は限られているため、すべての魔法を自由に使うことはできませんが、戦闘スタイルに合わせた召喚獣魔法を組み合わせることで戦略バトルを楽しむことが可能!
しかもそれぞれの召喚獣の攻撃には、攻撃属性、攻撃範囲、対象範囲などが異なるので、時にはボスに合わせて組み替えたりと自分なりの戦略を考えるのが楽しかったです。
それと体力回復は、ポーションなどアイテムのみ&所持数も決められているため、ピンチになった時どのタイミングで回復するかも重要で緊張するところでした!
ちなみにFF16ではオート系のアクセサリーがあり、それらを装備をすれば攻撃や回避を圧倒的に楽にすることができます(∩´∀`)∩
なのでアクションが苦手な人でもガンガン戦闘することができるし、なんだったらオート系装備してSランクのボスにだって挑めます♪
正直、私もアクションはそこまで得意じゃないのでFF16の戦闘システムは、他FFのアクションシステムの中でも一番やりやすく楽しかったかも(*‘∀‘)!
もちろんオート装備をしたからといってヌルゲーになることはなく、強敵には手動回避なども慣れる必要があるため、程よい緊張感と達成感を味わえます!
まるで映画!臨場感あふれる美しいムービー
FFといえばやっぱり美麗なムービーシーンもみどころ!今作も圧巻のクオリティーでまるで映画を見ているようでした!
特に登場人物たちの細かな感情表現はすばらしく、衣類の質感もしっかり見て取れる。FFならではの壮大な戦闘シーンや召喚獣バトルも臨場感マシマシに演出されているのは感動!
一方のゲームプレイ映像は、さすがにムービーまでとはいかず、多少の荒さは感じるもののそこまで気にはならなかったかなと。
FF16のクリア評価レビュー
では最後に「ファイナルファンタジー16(FF16)」の評価レビューを本音でまとめていきます!
ストーリー | 87/100点 |
---|---|
キャラクター | 87/100点 |
バトル | 90/100点 |
ボリューム | 83/100点 |
グラフィック | 89/100点 |
やりこみ要素 | 83/100点 |
総合評価 | 87/100点 |
FF16を実際にプレイしての総合評価は、100点満点中87点と高評価!
FF16の良かったところ
ではまずFF16の良かったポイントはこちら!
- これぞFF!圧巻のムービーシーン
- ダーク×シリアスな壮大ストーリー
- 兄弟や仲間との絆に感動
- 迫力満点の召喚獣バトル
- 手に汗握る戦略バトルシステム
- 自動オート系アイテムが選択できる
- 要所にFFテーマ曲がながれる
- トルガルが可愛すぎる(冗談抜きで)
- マップ移動もわかりやすい
- クエストもさくさく攻略可能
FF16を実際にクリアした感想は、これまでにないダークで奥深いストーリーは感動的だったしバトルも遊びやすく面白かった!というのが本音です。
特にストーリーに関してはFF史上最も重たいんじゃないかってくらいのディープさなんですが、でもそうであるからこそこの世界で戦う理由にもなっているのかなと。
それと本作は主人公の恋愛も結構オトナ向けに描かれています。これは正直ビックリでしたが、まぁ私も成人しているのでこれはこれで良いかな(∩´∀`)∩
戦闘に関しても上記で紹介したように、召喚獣VS召喚獣とか衝撃だったし、戦闘シーンでの迫力は思わず声が出てしまうほどかっこよく面白かったです!
しかも召喚獣ごとの特徴やサイズ、デザインもしっかり差別化されているだけに、人間同士の戦闘では得られないすさまじい感動が味わえたと思います。
それとアクションが苦手でもオート装備をすることで各段に遊びやすくなるサーポート機能が用意されているのもプレイヤーとしては嬉しいところでした。
FF16の気になるところ
一方で個人的に気になった部分はこちら('◇')ゞ
- やりこみ要素はちょい物足りない
- 全体ボリュームはやや少なめ?
- エンディングにやや不満あり
FF16は、多少のやりこみ要素はあるものの、比較的さくっと攻略できるものが多いので全体的なボリュームではやや物足りなさを感じました。
それと行ける場所はマップ上で提示されてるポイントから飛ぶのみで、例えば船や飛空艇で自由に移動して隠しダンジョンを発見したりできないのはちょっと残念。
そして個人的に一番物申したいのはエンディング!ネタバレしたくないので詳細は伏せますが、あえて一言でいうならば
もちろん皆が皆しあわせになれるエンドなんてないかもしれない。でも少なくともこれだけ残酷な世界で戦ってきてラスボスも倒した結末があれだなんて…。
だからエンディングには多少の賛否両論あるけど、せめてもう少しだけ納得して幸せを感じられるエンディングが良かったなと思いました。
なのでこれらを含めてFF16は神ゲーなのか!?と考える、と『神ゲーといってもいいけど惜しい部分もある!』のが本音ですね。笑
ーーとまぁ気になる点はあるものの、ゲーム全体の完成度としては高く最初から最後まで飽きずに楽しむことができました(=゚ω゚)ノ
なのでFFファンはもちろん、RPGが好きな人や映像が綺麗なゲームを遊びたい人、アクション苦手だけどFFが気になる人はぜひ遊んでみてほしいです!
まとめ
今回は、ファイナルファンタジー16(FF16)のクリア感想と評価レビューをご紹介しました!
ファイナルファンタジーはRPG好きなら絶対に外せない作品のひとつなので、少しでも気になるなら遊んでみてください(∩´∀`)∩
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気になるゲームがあればぜひ遊んでみてくださいね(о´∀`о)