【剣が君 for V】おすすめ攻略順やキャラ別感想ネタバレなし！

さまざまなジャンルの乙女ゲームがありますが、今回は和風ジャンルの中で私が一番大好きな乙女ゲーム「剣が君 for V」!!

本作は、Rejetより2013年にPC用ソフトとして発売された「剣が君」が、その後新たに追加要素が加わりPSVita版となって2015年に発売されたものです。

私は最初パソコン版を購入しプレイしたところ、このゲームの魅力にドはまりし、PSVita版、さらにファンディスクも購入し何度も周回する大好きな作品です!!

ということで今回は『剣が君 for V』のゲーム紹介、おすすめ攻略順、キャラ別感想、総評などをまとめていきたいと思います！

剣が君 for Vのあらすじ

1663年の日本。
各地で、侍がこぞって参加する剣取り御前試合が行われていた。
その試合で頂点となった者には、「天下五剣」が与えられるという。

そんな中、幕府では駿府城代の正妻に久姫を嫁がせる話が持ち上がっていた。

一方江戸では、日々忙しいながらも父と一緒に料理屋を営む香夜のもとにとある依頼が舞い込む。
それは、久姫の代わりに駿府までの花嫁行列に出てほしいというもの。

はじめは戸惑いつつも、家族のために花嫁行列への参加を決意。
その決断が、彼女の運命を大きく変えていくことになろうとも知らず…。

剣が君 for Vの進め方とエンディングについて

物語の進め方

出典元：剣が君for V

「剣が君」の物語は、前章「東海道偽花嫁行列」編と、後章「江戸城剣取り御前試合」編の2部構成となっています。

前章「東海道偽花嫁行列」編では、偽物として花嫁行列に出ることになった香夜を無事に駿府まで送り届けるまでの物語。

そして後章「江戸城剣取り御前試合」編は、舞台を江戸に移し、侍達の剣取り試合や各々が抱える問題に向き合う物語が展開されていきます。

まちゃり

前章と後章とかなりのボリュームがありますが、それでもガンガン読み進めてしまうほど物語に引き込まれていきます！

主人公の香夜は久姫に瓜二つの容姿をしていますが、中身はごく普通の町娘なので、姫役を演じることに最初は戸惑いつつも、護衛の侍たちに守られながら、時には励まされながら、長い道中を必死で演じていく過程がとっても面白いです！

また、護衛役の侍たちが花嫁行列に参加した理由もそれぞれで訳ありなため、時には衝突したり、綺麗事だけじゃない旅路が描かれているのも◎！

エンディング分岐について

物語の進め方は従来の乙女ゲーム同様に、選択肢を選び読み進めていくシステムですが、選択肢の展開は大きく分けて「剣」と「君」に分類されています。

「剣」は切ない展開へ、「君」は甘い展開へのエンディングとなります。

さらに、選択肢には「幸」「和」「荒」「奇」の4種類あり、甘い展開の「君」へは「幸・和」の選択肢を多く選んでいくと、最終分岐で「幸or和」のエンディングになります。

逆に切ない「剣」へは、「荒・奇」を多く選んでいくと、最終分岐で「荒or奇」のエンディングになります。

ですから、物語を進めていく際は、まず「剣・君」どちらの展開で話を進めるのか決めてから選択肢を選んでいった方が迷わずに希望のエンディングへと入れます。

剣と君、どのエンディングも、素晴らしいのでぜひ全てのエンディングをプレイしてみてください♬

剣が君 for Vのおすすめ攻略順！

攻略制限はありませんが、物語の流れに沿って登場人物たちにスポットを当てていくなら下記の攻略順がオススメです！

特に九十九丸は、この「剣が君」の作品の本質に迫る内容のため、絶対にラストでの攻略を推奨します。

黒羽実彰
縁
螢
鷺原左京
鈴懸
九十九丸

剣が君 for Vの攻略キャラクター＆声優

お待たせしました。それでは攻略キャラクターの紹介をしていきます！

本当にそれぞれが魅力的で、素敵な彼らなので注目してみてくださいね😊

九十九丸（つづらまる）CV:小野友樹

陸奥国から江戸へ剣の修行に来た侍で、カラスバトのハヤトを連れ歩いている。
性格は穏やかで気配り上手である一方、剣に対する熱い情熱を持った青年。
剣取り御前試合で勝利し、師匠より居合の伝書を受け継ぐため日々鍛錬を重ねている。

九十九丸の雰囲気は、常に穏やかで優しく話しやすいイメージです😊

緊張して馬上で気構える主人公に対しても、優しく言葉をかけるなどの気遣いができるため、ついつい頼ってしまいたくなるのが九十九丸ですね。

彼の物語は、剣取り試合を中心に展開していきますが、中盤に差し掛かるにつれて、彼の抱える問題が垣間見えてきます。

それが思いの外重たく、深刻であり、絶望感さえも生み出していくので、ページを読み進めていくのが苦しくなるほどです。

それは優しい九十九丸だからこそ余計に「なぜ九十九丸が」と感じてしまう部分と、そんな状況でも九十九丸が変わらずに戦い続けるからこそ、見ていて苦しくなるのかもしれません😫

まちゃり

彼が穏やかな反面、ストーリー展開は苦しいので、進める際には覚悟してプレイしてください。
でもそれを乗り越えた先の幸せは、人一倍ハッピーです！

螢（けい）CV:KEEN

江戸の剣取り試合で勝利し、天下五剣を手に入れるために吉備国からやってきた二刀流使いの侍。
普段は江戸の治安を守るため、御用聞きとして働いている。
性格は粗野で乱暴かつ口が悪い面が目立つが、面倒見が良く人情に厚い面もある。

自身が認めていない相手には素直になれない不器用さも相まって、主人公の香夜にはついつい強くあたってしまいますが、徐々に信頼を得ていく過程がとても丁寧で見ていてニヤニヤしてしまいます😊(笑)

また、香夜も最初こそ螢に萎縮しがちですが、だんだん臆せずものを言うようになり喧嘩になったりもするのですが、そういったシーンもキュンキュンです😊(笑)

ただ、彼の抱える問題は、周りをも巻き込んでいく内容のため、香夜の立ち位置的にも苦しい展開になります。

「自分が大切にしたい人、自分を大切にしてくれる人」どちらも大切で、どちらも天秤には掛けられない、そんな状況のなかで解決策を探しくいくので、とても心苦しいものがあります。

「自分の選ぶ幸せが、誰かを傷つける選択」だとしたら、あなたはどうしますか？
それが、螢ルートの本筋です。

また、悲恋ルートでは、がっつり泣かせにかかってくるので、ハンカチの準備は忘れないでくださいね😊

まちゃり

螢ルートすっごく苦しかったですが、全てを乗り越えて結ばれた時の幸せ感はハンパないです♥

黒羽実彰（くろばさねあき）CV:前野智昭

とある理由から、花嫁行列の護衛を務めることになった、凄腕の侍。
昔のある事件をきっかけに、剣を捨て一人山奥で暮らしている。
性格は穏やかだが何を考えているのか分かりずらい雰囲気の持ち主で、常に人と一定の距離感を保って接している。

護衛役の中でも飛び抜けた強さを持っているため、九十九丸にはよく手合を頼まれているが、よほどのことがない限り自分から剣を抜くことをしない、クールでカッコイイのが実彰です！

周りがワイワイ談笑していても、一人外から見守っているような感じで、口数は少なくともその強さや冷静な判断力から、リーダー的な存在とされています。

彼のストーリーは、彼が「剣を抜かない」ことを主軸に展開されていきます。

また、彼の生い立ちや環境、並ならぬ強さを持っているが故の試練が立ちはだかってくるので、常にハラハラしっぱなしです！

ただ、実彰は考え方も行動も大人な男性であり、かつ人と距離を置く傾向があるため、主人公もただ待っているだけでは解決しないこともあります(笑)

なので追いかけられる恋愛よりも、追いかける恋愛が好きという人には、オススメのキャラです😋！

まちゃり

彼が人と距離を置く理由を知った時、改めて「強さの意味」を考えされられます。

縁（えにし）CV:置鮎龍太郎

花嫁行列の護衛役として加わっている侍の一人だが、その理由や素性、生い立ちすらも知られていない。

性格は能天気でいい加減。いつもふらふらと出歩き、主人公へも軟派な態度が目立つ、それが縁という人物です。

ただそれが、本当の姿なのか、そう見せているのかは、彼の物語を進めていかなければ見えてきません。

少しずつ縁との会話や逢瀬で彼の人となりを理解していくうえで、実際に彼の抱える問題や苦悩を知ったとき、または隠している部分に触れたとき、主人公がどんな選択肢を取るかで物語の展開が大きく変わってきます！

それが当人では解決できない問題や、選択肢すら選べない時、どうするべきなのか、そういった弊害をどう乗り越えるのかが見どころになります♫

そしてこの縁ルート、とにかく「喜怒哀楽」といったいろんな感情が引き出されます😋！

「信じたい、でも信じられない」そんな葛藤の末、どんな決断をするのかはあなた次第です！

まちゃり

笑顔の裏には何を抱えているのか。
本当の彼が知りたいと思いはじめた頃には、おそらくもう縁からは逃げられません。

鷺原左京（さぎはらさきょう）CV:保志総一朗

山城国伏見藩の元徳川家直参旗本、鷺原家の長男。
過去に事件を起こしたある人物への復讐を果たすべく、身分を捨て江戸にやってきた浪人。
女性と見間違えるほどの容姿を持つ美丈夫で、上品な物腰や穏やかな風貌を感じさせる反面、その内に抱える怨恨は深く、復讐のためなら手段は厭わない冷徹さも併せ持つ。

鷺原左京、通称「左京さま」です😊

女性よりも美しい男性として描かれていますが、その内面に抱える怨恨の深さには引き込まれるものがあり、復讐を誓う人間の恐ろしさを感じさせられます。

また、容姿が美しいだけに留まらず、その立ち姿からは想像できないほどの大太刀を背負った剣さばきには見惚れるものがあります！

恐らくこれだけ表と裏のギャップがある人物は、そうそういないのではないかと思うほどに😅(笑)

左京さまの物語は、言わずもがな「復讐」のお話です。
どんな思いで復讐を選んだのか、深手を負いながらも、刀を持ち続ける彼の人生にせまっていきます。

ただ、「復讐」が主軸とはなっていますが、その本質は恐らく「本質的な心の強さ」にテーマが当てられていて、ストーリーが進んでいくにつれて見ていて苦しくなるほどの展開も待ち構えています。

ですから、彼のルートは心して読み進めてくださいね(笑)
また、悲恋も好評なので、ぜひ全てのエンディングをプレイして欲しいです😊！

それと、正直、左京さまルートは全体的に戦闘のイメージが強いのですが、実は糖度も高めの内容になっています。ちょっと意外でしょ😊？(笑)

まちゃり

傷ついても傷ついても復讐への手を休めない彼を見ていると苦しくなります。
復讐心に追い詰められながらも、未だ過去に縛られ傷ついている彼を助け出すにはどうしたら…

鈴懸（すずかけ）CV:逢坂良太

生まれてすぐ口減らしのため高尾山に捨てられたが、山に住む天狗のカルラに拾われ、医療と剣術を学びながら育てられる。
性格は素直で明るく人懐っこい。あまり物怖じしないため、たまに空気が読めず怒られることも。
また、山育ちのため、動物や妖怪と会話することができ、人と妖怪の架け橋に奮闘することもある。

鈴懸は、その見た目や雰囲気の通り、とにかく明るく純粋で仲間の中ではムードメーカー的な存在でもあります😊

さらには医療の知識があるため、人の怪我や病に対してとても敏感で、旅路ではとても頼りになる存在です。

ただ、まっすぐ子供のように純粋であることが、彼の物語では苦悩の引き金となっていきます。

「守りたいものを守るには、どうしたらいいのか」そんなに問いかけを主軸に置きながらお話が展開されていきます。

また、鈴懸ルートでは、風の音や山の匂い、太陽が生み出す陰と陽、そんな自然の演出がとても綺麗に演出されているので、そういった描写にもぜひ注目して欲しいです😊

まちゃり

鈴懸はとにかく可愛いんですが、いざという時には強く頼りになる存在です😊
そのギャップにキュンキュンさせられます！

香夜（かよ）CV:なし

江戸で父親と二人、小さな料理屋を営む町人の娘。
亡き母の影響で薙刀を嗜んでおり、その腕は師範の折り紙付きである。

久姫に瓜二つという容姿から、久姫の影武者役を務めることになった彼女ですが、乙女ゲームの中でも特に大好きなヒロインです♫

家族である父親や店を守るために花嫁行列に参加し、緊張と不安を抱えながらも気丈に姫を演じる姿にはとても好感がもてました！

また、女性でありながらも愛用の薙刀を持って大切な人を守ろうとする姿勢には、人間としての「心の強さ」も感じられ、同じ女性としても憧れます😋！

そしてもうひとつ、注目して欲しい部分は、香夜が身につけている着物や小物です。

冒頭でも書きましたが、愛する人によって服装が変わり、身につける小物などにも変化が加えられています。

こうした細かい演出を見ると、作り手からも愛を感じられるヒロインだと思います😋

剣が君 for Vのサブキャラクター

続いて、剣が君を支えるサブキャラクターたちを紹介していきます。

ルートによっては敵対したり、味方になったり、さまざまな形で物語を盛り上げてくれる彼らのこともぜひチェックしてみてください😋

柳生三厳	川原慶久
服部半蔵	青木瑠璃子
かむろ	小野雄哉
お松	戸田めぐみ
田一	石田大祐
松平辰影	阿部大樹
徳川家光	村田太志
ハバキ憑き	山本綾
マダラ	井澤詩織
ハチモク	小野雄哉
鼓法眼	白井悠介
七重	西川真美
朝倉宣正	山本兼平
斬鉄	石田大祐
シグラギ	高橋信
薬師院神威	宮田正宗