9RIP(ナインリップ)おすすめ攻略順とキャラ別ネタバレ感想・評価レビュー

ナインリップの主人公は、成海ヶ浜高校2年生の逸色珠沙（いっしきみさ）。幼いころに父親を病で亡くし、現在は看護師の母とファッションブランドに努める姉との3人暮らし。

珠沙は明るくて優しい性格ながらも気を遣いすぎるところがあり、実際に母親が希望する医療系の大学に進学したくないことを言い出せずにいます。

それでいて自分のやりたいことも見つからず、周りはどんどん進路が決まっていくーーそんな状態に焦りや不安、葛藤を抱えているのが珠沙の現状です。

まちゃり

進路決めは不安や迷いでめちゃストレス…過去を思い出すなぁ

ーで、そんな不安定なタイミングで、幸か不幸か、学校の七不思議や都市伝説の話を聞いたたことをきっかけに怪異に巻き込まれていく、というのがざっくりな共通√あらすじです。

また、√によっては主人公が神隠しにあい生霊として幽世に閉じ込められてしまい、現世に戻るため様々な怪奇現象を解決しながら自身の問題にも向き合っていく展開も！

そしてそういった過程で恋愛が発生するため、最終的には生者として現世に戻り別れを選ぶか、死者になって一緒になるかの2択を迫られる流れになります。

もちろんそれ以外もありますが、攻略キャラたちはそもそも”人ならざる者”なので、全体を通して金太郎飴な展開にはなってしまうかなと(=ﾟωﾟ)ﾉ

まちゃり

ではこのあらすじを踏まえつつ個別√レビューしていきます

紅華（クレハ）は、学校の七不思議のひとつ『殺人鬼のからからさん』その人。

彼に呼び止められ問いかけに間違った回答をすれは殺されてしまう超危険な幽霊ーーというのは嘘で実はとても優しく穏やかで紳士な青年(=ﾟωﾟ)ﾉ

そんな《学校の怪談編》紅華√では、主人公が神隠しによって歪んだ空間に飛ばされてしまい、元の世界に戻るために学校の七不思議を解決していく展開！

なお七不思議にはからからさん含め、トイレの花子さんや保健室の少女、引きづり魔など有名な怪談が登場し、それらが語られるシーンはちょっぴり怖いです(;’∀’)

ーで、肝心の紅華が今だ成仏せずこの学校を彷徨っている理由は、過去に起きた「神降ろし事件」で亡くなったことへの心残りが原因でした。

この神降ろし事件は、1949年月神家の当主が行方不明になった一人娘を取り戻すため多数の人間を生贄として殺害した大量殺人事件のこと。

ただ、紅華は亡くなった当時の記憶を失っているため、自分の死因を知るために幽霊としてとどまっており、かつ手持ちの刀が記憶の鍵になるとも考えていました。

まちゃり

後半の紅華√はぞくっとする怖いシーンが盛り込まれていて、まさに怪談って感じ！

そして紅華の謎を追いつつも順調に七不思議を7つまで解決した矢先、突如として着物姿の悪霊が現れたことで第8つ目となる怪談話が発覚！

そして何を隠そう…この8つめの怪談こそ紅華に関わるもので、ここから一気にホラー展開になっていきます。

で、改めてことの真相を語ると…

紅華には雛菊という名の妹がおり、妹は月神家で働いていたと。でもある日を境に帰宅しなくなり心配になった紅華は月神家まで探しにいくことに。

そして月神家の地下で生贄として囚われていた妹を見つけ助け出そうとするも、妹は紅華の目の前で殺され、紅華もそのまま亡き者にされてしまった。

紅華はその無念を晴らすため幽霊として蘇るも、そのままだと悪霊化してしまう恐れがあったため、妹が兄を守るために自らが悪霊となり当主を呪い殺したーーというのが真相。

そう、だから第8の怪談として珠沙の前に現れた悪霊は妹の雛菊だったというワケですね。

まちゃり

正直、悪霊化した妹が珠沙を追ってくるシーンはリング貞子みたいな感じでちょい怖いｗ

でラスト。ひとつは雛菊と相対した際に魂が消えそうになった紅華を珠沙が口づけで生気を分け与えて助けるも珠沙自身も死んでしまい、死者として結ばれるエンド。

もうひとつは、雛菊を成仏させた後、珠沙は生者として現世に戻るも紅華を幽霊として認識できるようになってハッピーエンド？でした(*‘∀‘)

正直最後、紅華は生者として蘇るのかな～って思っていたけど、そんなことなくて普通に生者×死者で決着したのは意外でした。笑

まぁでも生き返ったらご都合主義だし、でも逆に幽霊のままだとそれはそれで本当のハピーエンドにもならない？ような気がするのは私だけ(=ﾟωﾟ)？ｗ

ひとまず紅華√の感想としては…ちょっと最後は煮え切らない、でも紅華の謎も説けたし二人が幸せなら良いとしよう♡

ちなみにホラー演出に関しては、個別√のなかでも紅華が一番怖い方かなと。

ただ私個人は、CERO「Z」の血がどばー！とか首ちょんぱとかガチのグロ系ゲームも遊ぶので乙女ゲームのホラー演出くらいにはビビりません(*´Д｀)笑

響（ヒビキ）は、学校の七不思議のひとつ『引きづり魔』本人。階段途中にある鏡をのぞき込むと引きづりこまれるという噂はリアルでもゾクッとする怪談ですね！

そんな響√では、紅華と同じく学校の七不思議を通して響の過去が深堀されていきます。

ちなみに響はみんなから恐れられる『引きづり魔』ですが、実際はちょっぴり臆病で人見知りな男の子。

そして首にかかっている縄である程度予想できますが、響も紅華と同じく月神家が起こした「神降ろし事件」の被害者のひとり。

まず真相からいうと、響は戦争で孤児になって親戚の家に引きとられるも、その家のお使いの帰り道で月神家当主に捕まり監禁。

部屋の外から聞こえる悲鳴におびえながら死を待つ恐怖に耐えきれず、殺されるくらいなら自らの手で死んでやると自決してしまったというのが彼の過去。

また、「幸せになってほしい」という実母の想いに対して自決してしまった負い目と、その原因となった犯人への強い恨みもあって成仏できずにいたと…。

さらに響はその生い立ちもあってか心が弱く、生者が持つ暖かさに惹かれ悪霊化（ヤンデレ化）してしまう懸念も持ち合わせていました。

だからなのか珠沙との距離が縮まる一方で珠沙を鏡の中に閉じ込めたい、でも帰さなくちゃいけないと葛藤するように。

対する珠沙も響を成仏させたい、心残りを晴らしてあげたいと響の心に寄り添うも幽世に長くとどまるほど体調が悪化。

そんなとき、地獄の大看守である聖ヤの計らいで月神家当主と面会できることに。

あれだけの殺人を起こした月神とはどんな人物なのか…改めて対面するも、そこにはただただ自身の行いを後悔し懺悔する姿がありました。

そんな月神を前に響は「絶対に許さない」と告げることができ、なんとか心の整理をつけることができます。

ちなみに√によっては珠沙が響の言葉を代弁して月神を責めるシーンに。

そしてラストの内ひとつは、珠沙は無事に現世に生還し、響とは鏡の中で逢瀬を重ね想いを育んでいくエンディング。

もうひとつは、珠沙が生還したと同時に響も成仏し、これからは珠沙の守護者となってずっと一緒にいるというエンディングでした(*‘∀‘)

ということで響√では、どちらも珠沙が生者として元の世界に戻れるも、響は幽霊のままなので個人的にはやや物足りない感じｗ

だって今は良くても珠沙は年齢を重ねていくし、この先どうなるのかなって考えてしまう結末だから(;’∀’)

…でもまぁ本人がいいならいっか！ぶっちゃけ生涯独身だけどね(=ﾟωﾟ)ﾉ笑

まちゃり

響の時々みせるヤンデレっぷりはドキドキでしたｗ

香羊（コウヨウ）は、都市伝説『幸せのメリーさん』本人。日本でもメリーさんと言えば怖いと有名な怪談ですよね！

「私メリーさん。今あなたの後ろにいるの…」正直こんな電話がきたら速攻100ｍダッシュで逃げるわ((；ﾟДﾟ))

そんなこわ～い印象のメリーさんですが、実際の彼はとても親切な青年で相手を呪う電話ではなく、今は亡き大切な人の声を生者に届けてくれる存在でした。

ではそんな優しいメリーさんこと香羊√では、主人公・珠沙が交通事故にあい幽霊となるも香羊に助けられたことをきっかけに様々な事件に巻き込まれていく展開！

まちゃり

正直、香羊と話した瞬間『あ、この人好きだ』とビビッときました♡

香羊は一見そっけない態度なんですが、話し方や声色は優しくて珠沙を気にかけているのが分かるのですぐに好感度上がりましたわ(∩´∀｀)∩

また、香羊の親友であり都市伝説『星を眺める青年』でもある星絆（セナ）とも出会い、珠沙の幽霊生活は順調にスタート。笑

ただここで衝撃の事実…『珠沙は死んでおらず意識不明の状態。今は幽霊ではなく生霊である』ことが発覚！

動揺する珠沙ですが、自分がまだ生きているという事実に希望を見出し、何があっても必ず家族の元に戻ると決意します。

そしてそんな珠沙を優しくサポートしてくれる香羊。いつしか二人の間にも恋愛感情が芽生えはじめるも…中盤から一気に香羊の真実にフォーカスされていきます！

まず香羊についてですが、生前はホラー系動画配信者として多くのファンもついていた人気配信者でした。

ただ、香羊の熱狂的ファンだった美住レイカがストーカーまがいの行動をとるようになり、結果、香羊はレイカにより殺害されレイカも自決ーーという痛ましい事件が彼の真相。

そのため香羊は、自分を殺したレイカに対し強い憎悪を抱いており、復讐のため地獄から戻ったレイカを自分で抹殺すまでは成仏できないと断言。

そしてそんな香羊の過去を知って珠沙も傷つき、少しでも彼の傷を癒せる方法はないか、心残りを消す方法はないか奔走していきます。

まちゃり

引っ越しても住所特定されて押しかけてくるとかマジで怖すぎる…

そんな矢先、地獄から仮釈放されたレイカがいつも香羊の傍にいる珠沙をみて嫉妬心からつけ狙うように。。

香羊は珠沙を守るため周りの幽霊たちと協力していきますが、その過程で実は香羊も一命を取り止め珠沙と同じ病院で眠っていることが発覚！

この事実を知った香羊は、再び現世に戻るためにも既に人切り魔（悪霊）と化していたレイカと決着をつけることを決意。

そしておびき出したレイカと相対するのですが、そこでレイカの心の底にあった”真実”に触れることにーー。

生前のレイカは、お金持ちの家に生まれたお嬢様。欲しいものは何でも手に入る一方で、両親は毒親だったことから幼い頃から孤独感を抱いていました。

そんなとき、たまたま見たヨゾラ(香羊の配信名)の動画配信をきっかけに、まだ駆け出しだった彼をファンとして支えることが心のよりどころになっていったレイカ。

でもいつからかレイカの中に独占欲と『自分がヨゾラを育てている』という身勝手な想いが生まれ、それが執着へと変わっていったと。

でも最終的には、香羊がレイカ自身に己の真実を思い出させたことで決着。√によっては決着の仕方は違うけどレイカを制裁できて良かった！笑

で気になるエンディングですが、一つはお互いに現世で目覚めて一緒にリスタートしようと約束して終わるエンド。

もう一つは、2人とも無事に意識を取り戻したのち再会を果たすエンディングでした♡

まちゃり

生者として結ばれて良かった！これぞ正真正銘のハッピーエンド♡

ぶっちゃけナインリップは、思いあった二人が生者として結ばれるエンドが少ないので、香羊がまだ生きてるってなった時の期待度はハンパなかったです！

だからちゃんと生きた状態で結ばれたことがめちゃ嬉しい(∩´∀｀)∩！

それと香羊の親友であるセナも二人のために最後まで尽力してくれたし、セナ自身の決着も納得できるもので良かったです。

星絆（セナ）は、都市伝説『星を眺める青年』その人。都市伝説でありながらも怖くなく逆に会えたらラッキーと言われる存在。

生前の彼は、明るく社交的な国民的アイドルでしたが若くして病で亡くなり、その後は成海ヶ浜にある海浜公園で姿を見かけることがあるとか。

そんなセナ√では、都市伝説編の香羊と同じく、珠沙は交通事故で意識不明の生霊としてセナと出会い、彼の真実に向き合っていく物語。

まずセナについてですが、珠沙はセナと交流を重ねるごとに変な違和感を感じるように。

例えば昨日の出来事を忘れていたり、珠沙と何度も会っているにも関わらず初対面として挨拶したり。

さらにアイドル本能から人目を避けたり、今よりもっと有名になりたいと日々スケジュールを組み夢を追いかけていたり…。

そう…実はセナは、自分が死んだことに気づいておらず、現在もアイドルとして生きるばかりか毎日をループしていたんですね(;´Д｀)

しかもコウヨウが何度真実を告げても本人の中で受け入れられないからか、何年もの間1日ループを繰り返していたことが発覚。

ただ、珠沙に一目惚れし少しづつ交流していくなかでセナは自分の記憶がおかしいと気づき始じめ、最終的には自分が志半ばで死に夢を叶えられなかった心残りから成仏できていないと悟ります。

そんな現実に打ちのめされそうになるセナですが、愛する珠沙を救うためにも一緒に成仏することを約束し別れることにーー。

約束通り病院で意識を取り戻した珠沙。けれど海浜公園ではいまだセナの幽霊がでることから彼がまだ成仏していないことを知ります。

まちゃり

夢を諦められないから成仏したくないと苦しそうに独白する姿は切ない…

そこで珠沙は、セナの心残りをなくすため神社の神主さんに相談し預かった”霊を引き寄せる勾玉”と響の協力のもと学校の鏡の中でセナと再会することに。

ひと時の逢瀬を通してセナの話をきき、無理やり成仏させるのは違うのかもしれないと思いなおす珠沙。

そんな矢先、響が生者の魂に魅入られ半悪霊化！珠沙を鏡の外にだすまいとヤンデレ状態で追いかけてくる((；ﾟДﾟ))！

そしてラスト。響の追走を逃れ現実の世界に戻ろうとするもうまくいかず出られない！

そこでセナは道を開くために自身の霊気を使うも、その反動で零体が弱わまり存在が消えてしまいそうに…

それを見た珠沙はセナを救うため咄嗟に口づけて生気を分け与えるも、逆に現実に戻れなくなってしまい自分も幽霊に。。

ということで気になるエンディングのひとつは、二人とも幽霊として成仏せずずっと一緒にいるエンド。

そしてもうひとつは、無事に鏡から生還した珠沙が勾玉の力を使って1年に一度、七夕の日に幽霊のセナと再会するというエンドでした。

うん、だからセナ√も残念ながら生きた状態では結ばれないんですよね、仕方ないけど。

ただセナのように純粋に夢があって、それを叶えられなかったという心残りを解消するには生き返るしかないわけで…でも実際それは無理なワケで( ;∀;)

だから逆をいえば…セナが成仏するには『自身の夢をあきらめること』だとーー現実って辛いな…。

でもま終わってみれば、幽霊であっても好きな人と一緒にいられることは二人にとって幸せなんだろうし納得のうえでの結末なら良し(∩´∀｀)∩

まちゃり

セナのキラキラした純粋さは良かったし男らしい一面もカッコよかった♡

聖ヤ（セイヤ）は、地獄で死者の魂を管理する大看守として働く人ならざる者。落ち着いた口調と紳士的なふるまいから他幽霊からも人望をもつ人ーー

なんですが、実はかなりの恋愛体質×変態×メンヘラ気質というなかなか癖の強いお人でした(∩´∀｀)∩笑

また、生前は悪魔を祓うエクソシストであったことから、珠沙の魂を狙う悪魔の魅ナミ（ミナミ）のことが大嫌いでもあります。

そんなセイヤ√では、突如神によって現世から地獄に送られてしまった珠沙を救うため、セイヤ協力のもと奔走していく展開です。

まちゃり

セイヤが変態でメンヘラとか…硬派な印象が180度変わったｗ

まずセイヤの生い立ちから語ると、セイヤは血のつながらないエクソシストの父に育てられ、その意志を継いで彼もエクソシストに。

ただ、生前は下級悪魔祓いもできないほど力も弱く心も弱かったため、そんな自分に絶望し自ら自決してしまったと。

そして死後、自決したことを後悔し自分を許せるまで死者を救おうと看守になったーーというのがセイヤの過去です。

正直、今のセイヤは自分に自信がありそうだし考え方もしっかりしているから、まさか自決してたなんてびっくり( ﾟДﾟ)

そしてそんなセイヤの過去から彼の悩みや弱さを知ったことで珠沙も自身の悩みを打ち明けられるようになり、互いに少しずつ惹かれていくように。

そんな矢先、ミナミが珠沙の魂を食らおうと本気でしかけてくるようになり、セイヤVSミナミの激しい攻防へ。

しかしセイヤの守りは固く、真っ向から挑んでも珠沙は手に入らないと踏んだミナミは、今度は珠沙の母親を人質にするよう動きだします。

その狙いに気づいた二人はミナミの企みを阻止するため、セイヤが現世で直接悪魔祓いをすると同時に珠沙が母親の夢に入り気持ちを伝えることで悪魔を追い払う作戦を実行。

対しミナミは、母に珠沙が行方不明になったのは己のせいである、珠沙も母を憎んでいるなどと不安を煽る形で追い詰めていきます。

そしてここから一気にラストスパート。最終的には、セイヤの祓いと珠沙の声が母に届き、ミナミを夢から追い出すことに成功！

そしてエンディングは、珠沙は無事に現世に戻るも死後セイヤの妻となることを誓い生涯独身で過ごすこと、さらにセイヤの姿のみ見えるようにキスして決着。

もう一つのエンドは、母親に声が届かず珠沙は死亡。その後はセイヤと共に地獄の看守として働くといった終わり方でした(‘ω’)

うんまぁ、セイヤも死者なので生者として結ばれるエンディングにはならないですねｗ

しかも現世に戻れる珠沙に生涯独身を言い渡すあたり、すがすがしいほど「さすがセイヤだなｗ」って感じで面白かったです(∩´∀｀)∩

まちゃり

セイヤのふたを開けてみれば変態でメンヘラとか、逆にネタっぽくて良かったかも♡

魅ナミ（ミナミ）は、人の夢の中に入り生気（魂）を食らう夢魔で、外見は少年で無害のように見えるも性格は悪魔らしく冷酷非道。

そんなミナミ√では、異世界編のセイヤと同じく、神によって地獄に送られた珠沙の魂を食らおうと近づくミナミの正体と真実に迫るストーリー。

ミナミは最初、純粋無垢な装いで珠沙に近づき魂を狙ってきますが、悪魔だと正体がバレてからは正面から堂々と襲うように。

また、たびたび珠沙の夢に入り込んでは、人の弱みに付け込む形で不安を煽り魂を差し出す契約を持ち掛けていきます。

そんなミナミに恐怖を感じ眠るのを避けるようになる珠沙。けれど逃げてばかりでは解決しないと踏んだ珠沙は、あえてミナミに近づき自分の魂を狙う理由を聞き出すことに。

そうして少しづつミナミと話すようになってから、実はミナミの中に人間らしい部分や気まぐれながら優しい一面があることに気づきます。

一方のミナミも怖がりながらも自分に近づいてくる珠沙に興味を持つようになり、互いに会話を通して少しづつ距離が縮まっていくように(‘ω’)

実はそんなミナミの正体、さらに言えば珠沙の魂を狙う理由をネタバレするとーー

ミナミは最初、夢にしか存在できない力の弱い悪魔だったものの、過去にある人間と交渉し魂を取り込むことで力を手に入れることに成功。

しかしその魂は純粋すぎてミナミのなかで制御できないことから、徐々に邪悪さが失われ悪魔でいられなくなると危惧するように。

そこでその魂と同じ輝きを持つ魂をもう一度取り込み互いを”相殺”すれば、元通り悪魔の自分に戻れると考え、その結果、同じ輝きを持つ珠沙を狙ったとうのがミナミの真相です。

まちゃり

自分が自分でなくなるのが怖い。この先も悪魔でいたいと独白するシーンは可哀そうでした

で、この真実から二人の行く先をまとめると…

これは辛い…自分の望みを叶えれば相手が消えてしまうし、だからといって自己犠牲するのも…( ;∀;)

で、この真実を打ち明ける段階で既に珠沙を好きになっていたミナミは、自分が消滅するよう選択するも珠沙は断固拒否！

そこで珠沙は、2人の希望が叶う方法を見つけようと大看守セイヤに協力を仰ぎなんとか説得させます。

そして最終的にだした方法は、珠沙がミナミの夢の中に入り取り込んだ人間の魂を取り除くというもの！

ただし悪魔であるミナミの夢に入るには相応の力がいるため、その力を分け与えるためには肌を重ねる必要があると…(;´∀｀)

まちゃり

いやまさかミナミ√でいちゃらぶシーンが見れるとは！他√はないからねｗ

はい！で、ここから一気にエンディングまで駆け上がっていきます(∩´∀｀)∩

意を決してミナミの夢に入り取り込んだ珠沙は、邪悪さを取り込んだ魂と対峙しなんとか消滅させることに成功！

しかしその代償として死者になってしまい現世には戻れず…それでもミナミとずっと一緒にいられることに幸せを感じてエンディング。

もう一つは、取り込んだ魂を説得して家族のもとへ戻すことに成功。珠沙も生者として現世に戻りミナミとは夢で逢う約束をしてお別れ。

ーーと思いきや、目の前に人間となったミナミが現れ正真正銘のハッピーエンドで終わり(*‘∀‘)♡

まちゃり

ミナミと人間として結ばれると思ってなかったからめちゃ嬉しかった♡

そうそうハッピーエンドってやっぱりこうじゃなきゃ！どちらかが死者だと本当の意味で結ばれたといは言えないし(*´▽｀)

それにしても8人目の攻略で、かつ2人目の生者ハッピーエンドだからかミナミの好感度もグッとあがりました！笑

それにちょっぴり傲慢でワガママだけどコロコロ表情が変わるミナミ可愛かったです♡

それにしてもナインリップ、まじで文句なしで結ばれるハッピーエンド少ないｗ

幸麿（ユキマロ）は、明るくおちゃめな性格からムードメーカー的な存在として珠沙の幸せを一途に願う見習い座敷わらし。

神社の神主さんがお祓いをしたことで怪しい声が聞こえるようになり、ひょんなことから幸麿・桃嘉・狐春たちとの奇妙な同居生活がスタート！

そんなユキマロ√では、主に主人公・珠沙の悩みや不安を妖たちが支えながら、人間と妖との絆を深めていくお話でした。

まちゃり

妖編は怖い要素がなくずっと妖同士わちゃわちゃした雰囲気に和まされる展開！

幸麿は座敷わらしの妖として珠沙が幸せになれるよう優しく見守ってくれるだけでなく、なんと人間の姿にもなり家族ぐるみで交流し信頼を得ていくように(*‘∀‘)

そして時には進路を強引に決めようとする母親との喧嘩で落ち込んだ珠沙に優しい言葉をかけてくれたり、母親の想いもくみ取って和解させようと動いてくれたりも。

そこから珠沙も幸麿と一緒にいて楽しく感じるようになり、それでいて彼の素直な感情表現と屈託のない笑顔に惹かれていくように。

ちなみに幸麿は最初から珠沙が大好きで常日頃からその愛をはしゃぐように豪語してますｗ

そんな主人公LOVEな幸麿ですが、実は妖ではなくもともとは神様だったことが発覚。

ただ神様は、人間からの信仰心がないと神として存在できないため、時代の流れによって少しずつ力が弱まってしまったと。

そして最後まで信仰してくれた老夫婦の夫が病にかかってしまったことで、幸麿は神の力を使って治す禁忌を犯し妖へと降格されられたーーというのが彼の過去でした。

まちゃり

それでも人間想いの幸麿らしくて好きだなぁ

ちなみに本人は禁忌を犯し妖になったことへの後悔も未練も一切なく、純粋に人間を愛しみ珠沙にも幸せになって欲しいと語ります。

そして珠沙の進路に関しては、「美味しいものを食べるのが好き」という性格から食関連の道はどうかと助言します。

その言葉をきっかけに珠沙は喫茶店でアルバイトをはじめ、少しずつ前向きに進路について考えられるようになり充実感も感じられるように。

ただし主が幸せになれば座敷わらしは終了…それが目前となり幸麿は座敷わらし協会に呼び出され、珠沙の傍を離れなくてはいけないことに…。

けれど幸麿と離れたくない珠沙はどうにかして2人一緒にいられれる方法はないかコハルを交えて話し合い、ある方法にたどり着きます。

それはふたりが婚姻の儀を結び、死後妖の嫁として生まれ変わること。

ただ、婚姻の儀をしても実際に結ばれるのは死後で、死ぬまでは生涯独身を強いることになるため幸麿は珠沙を縛りたくないと反対。

それでも幸麿と一緒になりたいと決意した珠沙がまさかの逆プロポーズ！幸麿に想いを伝えます(*‘∀‘)

そしてラスト。幸麿は珠沙と一緒になるために座敷わらし協会を退職し、この先は珠沙だけに幸福をもたらす妖として一緒に寄り添っていくエンディング。

少し補足すると最終的に「婚姻の儀」は行わず、幸麿は協会を抜けることで珠沙の側にいる、要は人間と妖として一緒になることを望んだというものですね(=ﾟωﾟ)ﾉ

もう一つは、婚姻の儀をすることで死後一緒になることを誓い、夜の海辺で結婚式をして最後にキスしてお別れーーというエンディングでした。

ちなみにこの「婚姻の儀」をする過程にはコハルも絡んでくるのですが、説明するとややこしいので省きました、すみません(∩´∀｀)∩笑

ということで幸麿ルート、幸麿の純粋な愛情と心温まるエピソードがてんこ盛りで、最初から最後まで安心してクリアできました。

また、幸麿はもちろん、コックリさんのコハルや神様のトウカみんなでわちゃわちゃするシーンが多かったのも見ていてほっこりでした(*‘∀‘)

まちゃり

幸麿のゆるふわな雰囲気大好きです♡

狐春（コハル）は、珠沙がコックリさんを呼び出した際に途中でコインから手を放してしまったことで憑かざるを得なくなった妖。

ちょっぴり強面で近寄りがたい雰囲気はあるものの、実は優しく進路に悩む珠沙を陰ながら支えてくれるギャップが魅力のキャラクターです。

そんなコハル√では、あるコックリさん一族の術を偶然発動してしまったことで、二人の関係が急進展していくストーリー。

要点からネタバレしていくと、コハルと珠沙は冗談がてら昔話に伝わるあるコックリさんのオマジナイをします。

それは狐の妖である男性が許嫁である狐の女性に対して、他者に心を奪われず必ず自分のもとへ帰ってくるという『狐の嫁入り』という術。

それを珠沙が実際に発動させたことで術にかかってしまい、コハルと離れて不安になるとすぐさま体調が悪くなるように。

その異変に気付いたコハルは、術を調べ解除するには口づけであると珠沙に伝えると同時に、「狐の嫁入り」は相手を惚れさせる効果もあることから、自分への想いは偽物かもしれないと告げてしまいます。

そんなコハルに対し珠沙は『コハルへの想いは本物だ』と信じ術の解除を実行。そしてその後も想いは変わらなかったことで自分の気持ちを証明します。

そしてコハルもちょっぴり天邪鬼な性格から珠沙への気持ちをごまかしていましたが、この事件をきっかけに自分も彼女が好きだと自覚することに(*‘∀‘)

まちゃり

両想いまでは割と早かった気がするｗ

ただし妖と人間が結ばれるという前例がないため、ひとまずコハルは珠沙との関係を一族に認めてもらおうと報告するも撃沈。

それでも珠沙と一緒になりたいと望んだことで、コハルは一族を裏切った恥さらしとして追放されてしまいます。

そしてこのままラスト！コハルは珠沙へ想いを告げ、人間と妖としてこの先一緒にいる、幸せにすると誓ってエンディング。

もうひとつは、コックリさんとして珠沙に『1日9分間、毎日散歩に付き合う』という”縛り”という名の呪いをかけ、短いながらも逢瀬を重ねていくというエンディング！

かなりザックリですが、これがコハル√の決着ーーなんだけど個人的にイマイチぱっとこない感じかも(。-`ω-)！笑

だから欲をいえば、コハルも人間になって一緒になれたらサイコーだったけど、逆にそれはそれでご都合主義になる？笑

ん～いや…もう深く考えるのはやめよう！人間と妖でも一緒にいられるならそれも幸せの形だよね！そうだよね(´ー｀)！

まちゃり

珠沙のために作ったクッキーを幸麿に食べられて激怒するシーンは面白かったｗ

桃嘉（トウカ）は、主人公・珠沙に小さいころから憑いていて珠沙が大好きな天狗の神様。子供の姿ながらそれなりの力を持つ。

どの√でも珠沙に人として強くなって欲しいとあらゆる凶事をあたえてきた張本人ですが、そこには隠された真実がありました。

まちゃり

トウカはおまけ程度の隠しキャラだと思いきや…まさか推しキャラ1位になるほど超良かった！

正直トウカ√のボリュームはかなり少なめですが、隠しキャラらしく珠沙関連の謎が解ける奥深いストーリーになっています。

ではそんなトウカ√をネタバレしていくとーー

トウカは珠沙を子供のころからずっと見守ってきた神様。ですがその前はやや傲慢な神でした。

というのも天狗の神は、人の人間性を高め成長させるために、あえて凶事を与える神であることから人間からは恨まれることが多くそれに対して嘆いていたから。

ですが幼い珠沙に惹かれ守護神として見守るようになってからは、トウカにとって珠沙は心の拠り所であり特別な存在になっていきました。

ですが珠沙が5歳のころ死神に魂を狙われてしまい、見逃してほしいと願う代償としてトウカ自身の力を死神に分け与えることで珠沙の魂を守ることに。

そして力を失ったトウカは大人から子供の姿になってしまったーーというのが彼が珠沙に隠していた真実でした。

ただ、この死神も悪意から珠沙を狙ったワケではなく、悪魔に魅入られた魂を救済するために一度魂を狩って天上へと送ろうとしたんですね。

また、死神は自らが手を引く代わりに珠沙を悪魔から守ること、かつ珠沙の心を強く成長させるようトウカに約束させたと。。

ちなみにこの悪魔というのは、もちろんミナミのことですね！

だからトウカは死神との約束通り珠沙を強く成長させるために様々な凶事を与えながらも守っていたーーというのが真相です。

そんなトウカの真実を知った珠沙は、幸麿と狐春の力を借りて死神を呼び出しトウカに力を戻してほしいと交渉します。

そして死神は、改めて珠沙の心の強さを認めトウカに力を戻し、結果トウカは元の大人の姿に戻ることに成功！

そして最後、互いに想いを伝えたのちトウカは神をやめて人間となってのハッピーエンド♡

もう一つは、トウカの姿は子供のままながらも、死神がずっと妖たちの姿を見れるように珠沙に術を施してくれたことで、この先も守るとトウカが宣言して終わるエンディング！

まちゃり

いやマジでトウカの大人版がイケメンすぎて感動！

珠沙の後ろをついて周るくらい可愛かったトウカが超絶イケメンに戻った瞬間はきたーー！って叫びたくなるレベルでした(∩´∀｀)∩

正直ここまではイチオシだった香羊が2番手になるほどトウカ√良かったし、お世辞抜きにかっこよすぎでしょ！！

だからぶっちゃけ…最後のトウカでナインリップの評価が多少なりとも上がったんじゃないかとも言えるかもしれないｗ

ーーということで無事に全9キャラをクリア！いや長かった～9人分の感想とか久々に大変だったな(;’∀’)笑