バスタフェロウズおすすめ攻略順とキャラ別感想ネタバレあり！【Switch】

そう言われる理由は、口頭弁論で相手の揚げ足を取るような言論を得意としていること以外にも、検察側の証拠不十分である部分を真っ向から反論・正論としてぶつけてくるので、相手側は全く太刀打ちできなくなってしまうからです(*´∀｀)笑

また、リンボがよく口にする『何が正義なのかは自分で決める』というスタイルから、全ての事件が「白」ではなく、中には「黒」であるものもあります。

ただ、権力による支配や差別、強者と弱者が混じり合うなかで、リンボはどちらかと言えば弱者に寄り添う人間なので、悪徳弁護士と呼ばれつつも、誰かにとってはヒーローなのだと感じました。

まちゃり

ちなみにリンボ√は、『復讐』がテーマとなっているのですが、実は『復讐される側』です

過去に同じ弁護士仲間であったナヴィードを告発したことで恨みをかい、当時ナヴィードが受けた傷を全く同じやり方でリンボに復讐する、という展開で進んでいきます。

ただこの時のリンボは、「白は白」「黒は黒」という正義論で動いていたので、ナヴィードが裏切った本当の理由は知りませんでしたし、この事件後、自分が助けたと思った人物からトラウマとして残るような”仕返し”も受けています。

このことからナヴィードは、テウタを使ってそのトラウマを再現しようと動き、二人を追い詰めていくのですが、そこをテウタが能力を使って危険を回避しリンボを過去のしがらみから開放するーーというのがリンボ√の見どころでした(*ˊ▽ˋ*)！

そして最後までクリアした感想は、リンボは年上男性として余裕もあってかっこよかったし、それでいて甘え上手なところも可愛かったです♬

「裏社会のボス」と称しているからにはどれだけ悪どいのかドキドキしてましたが、性格は明るくお調子者ながら両親を亡くし天涯孤独の身というギャップ持ち。

それでも皆から愛され頼りにされている姿には、めちゃくちゃほっこりさせられましたし、なんと言っても(*ﾉｪﾉ)が可愛くてやばかった!!笑

まちゃり

クロちゃん√のテーマは、『家族愛・絆』のような感じがします

頭が良く飛び級で大学に進学したものの、そこでの存在意義を感じられず中退。その後、悪事ながら自身の力が世界に影響を及ぼすことに快感を覚え、そのままハッカーに。

そしてその能力を組織に買われ、ある事件に加担したことで起きた影響力の大きさと罪悪感から心に潜在的な傷を負ってしまったーーと。

さらに組織を抜けるために受けた拷問がトラウマとなり、窮地に陥ると記憶が混濁し自分では制御できない行動を起こしてしまうことも。

とても明るい性格のクロちゃんですが、実は裏に隠された真実はとても重たく、それを仲間に知られて軽蔑されるのが怖いと話す姿はとても尊く悲しかったです。

物語後半からは、自分のせいで殺されてしまった父親が実は生きていることを知り、なにを優先しても父を助けだそうと動き出します。

時には仲間からの忠告や心配も耳に入らず、独断行動してしまうこともありますが、窮地に陥ってしまったクロちゃんを皆で助け出すシーンは感動ものでした(*’▽’*)！

ちなみに恋愛面では、クロちゃんとテウタは年齢も近いので友達のような恋人という関係に近かった気がします。

ピュアな純愛という感じで、見ていてほっこり、応援したくなるようなカップルでした♡

殺し屋を殺す殺し屋であるシュウは元より警戒心が強いため、テウタに対してもなかなか警戒を緩ませず、常に言葉の裏にある本音を探ろうとしてきます。

それでいていつも気だるで、タバコを吹かす仕草は、なんとも色気があり「ザ・オトコ」って感じでかっこよかったです(*´∀｀)♡

また、仲間内では一番年上でありながらも、めんどくさがりやな性格が相まって、年下であるモズやヘルベチカに怒られる姿には女性心をくすぐられます。笑

まちゃり

そしてシュウ√のテーマは、『殺し殺される覚悟』『殺人』かなと感じました

シュウの殺しの師匠でもあり、育ての親でもあるお師さんから受け継いだ「殺し屋リスト」を元に、キラー・キラーとして役目を果たしていくシュウ。

殺し屋なので一見「殺すこと」に慣れているように思えますが、実は殺すことは今でも怖いし、殺した罪を背負って生きていくと本音をこぼすシーンには、グッとくるものがありました(TﾍTo)

そしてシュウ√では、「殺し屋VS殺し屋」が主軸となっているので、終始ハラハラする展開が見どころです。

また、たった一人の家族であり、お師さんを殺したと思われるヤンとの確執やお師さんの死の真相など、後半は怒涛の展開で目が離せなくなるのも面白かったです(*´∀｀)

そして最後のテウタ救出シーンは、もうかっこよ過ぎでヤバかった～～♡!!

無表情でたんたんと話すモズは、一見無感情で冷たそうに思われがちですが、物事を正しく見る判断能力に長けていたり、目上の人間に対しても物怖じせずハッキリと言葉を伝えたりと、見た目以上に潔さがあるキャラです。

特に仲間である年上メンバーに対しても、ズバッと一刀両断してしまうシーンには、思わず笑ってしまうことも(*ˊ▽ˋ*)笑

また、検死官という特殊な仕事をしているせいもあり、手先が器用でメンバーの料理担当を担っている点でも、意外とお母さん的ポジションにいるようで面白いです♬

まちゃり

そしてモズ√のテーマは、『生死』的な感じでしょうか…

どのキャラも「死」と深く関わる展開なのですが、モズの場合、死んでしまった人だけが知る”真実”に直接触れて行くので、シリアス展開がハンパないです。

また、モズは幼い頃に両親を亡くし、唯一の家族でありながらも行方不明となった妹・ユズを探すことが主軸となっているのですが、本人曰く「きっともう死んでいる」という言葉を元に事件を追っていくので、心苦しいものがありました。。

さらにユズが通っていた高校である事件が起こり、それがユズと関連するかもしれないと、徐々に繋がっていく展開にはゾクゾクしっぱなしでした(´□｀;)

そして物語も終盤…ユズが関わる事件の真相を突き止め、ユズの居場所を訪れるシーンは、正直苦しくて涙がでます。

「きっともう死んでいる」そう話すモズの言葉を信じたくなくて「きっとまだ生きている」と思いながらプレイしてきたからこそ、”やっぱり”の結末は苦しかったですね(ﾉДT)

でもモズにとっては、大事な妹の生死が分からず苦しむよりも、どんな妹でも見つけることができた…会えたというのは、彼の心にひとつの終止符を打つことができたので良かったのかもしれないと感じました。。

そして最後、モズからテウタに伝えられる衝撃の事実は予想外でしたが、それよりもお互いが自分の存在と同じくらい大事だと気づいたシーンは感動でした。

整形外科医のヘルベチカは、自身の容姿が女性からモテると分かっているので、その自信の表れからちょっぴり軽薄な態度が目に付きます。

確かに甘いルックスと、細身でスラッとした体格はモデルのようだし、しかも女性が喜ぶ仕草やポイントも熟知しているせいもあって言わずもがなドキドキしちゃうんですよ!!

ヘルベチカ√では、絶対落ちてやるもんかというテウタ＆私の無言のアピールのもと読み進めていくのですが、正直彼のお話は他のキャラとは全く違う意味でかなりシリアスで最後ロスりました。。笑

まちゃり

ヘルベチカ√のテーマは…『人間の本質』『存在理由』『過去との決別』とか…かなり深過ぎで難しいですね…

ヘルベチカはもともと不法入国者としてこの街にやってきて、貧困街で生きていくため盗みはもちろんドラッグの常習犯でもありました。

当時のヘルベチカはまだ少年と呼べる年齢でしたが、ある日の盗みで事故を起こした経緯から仲間を裏切り、裏切られ暴行を受け死の淵を彷徨います。

そこを後の育ての親ともなるサウリ教授に助けられ、顔を整形し、本来の自分・ニコラを捨て、今のヘルベチカになったーーというのが彼の持つ過去。

なのにそこへ、当時裏切ったマグダがヘルベチカの前に現れたことをきっかけに過去を思い出し苦しむことに…。

正直、ヘルベチカがここまで重い展開だとは思っていなかったので、物語後半はめはくちゃきつかったです(｡_｡;)

最後は過去と決別し、改めてヘルベチカとして生きていく展開にはホッとしましたーが、正直一番つらかったのはテウタと恋人関係になってから！

というのも、ヘルベチカの素直になれない性格も相まって、テウタとのすれ違いは本作で一番苦しい展開でした!!

雨降って地固まるとかありますが、ヘルベチカのせいで数日ロスを発症したので、皆様もお気をつけて…笑

いやマジ怒涛の展開で…これって本当に乙女ゲームなのかと思うレベルでした。

真相ルートAは、序盤でも取り上げられている「ルイ・ロペス」に関する真相が暴かれていきます。

そしてここに来て、サブキャラクターであった人物たちの正体が明かされていくのですが…正直ここまで何度も利用してきたフルサークルのオーナーがカルメンさんとは衝撃でした!!

そしてカルメンさんの恋人の弟がアレックスとは…(＠_＠;)

そして最終的な暗躍者を追い詰めるシーン…フルサークルでリアル実況するカルメンさん、マジでかっこよかったです(*ˊ▽ˋ*)

上記のルイ・ロペスの事件が決着して、めでたしめでたしで終わると思いきや…最後の最後…ここにきてアダムに関するルートが開放されます。

ちなみにこの真相Bの結末が、あまりにも苦しく救いがないエンディングとなっているため、一部のAmazon評価などでは低評価だったり、「モヤモヤする」といった口コミがされる要因でもあります。

確かに救いがない…この真相にたどり着くまで、誰にとってもアダムはすごく優しくて大好きなキャラとなっているはず。

それがまさか、事故、いや故意であってもアダムがテウタの兄・ゾラを殺した犯人であり、その罪悪感を今でも抱えているなんて苦しすぎる…。

ちなみに事件の真相はこうです。

ゾラは血のつながった妹テウタを襲うつもりだったが、テウタがいなかったため、そにいたルカを襲おうとした。

そこへ駆けつけたアダムは、ルカとテウタを守るためゾラと対峙し逆に殺してしうーーそしてそれを隠すためルイ・ロペスの仲間となったーーというもの。

その真実をルカとアダムはテウタに隠し、これまで生きてきましたが、アダムはその罪悪感から、持病である脳腫瘍を治療せず、寿命が短いことも承知で自己への戒めとしていたーー。

そしてさらに、その全ての真相を知っていた人物…サウリは、知っていたにも関わらずあえて傍観し、アダムが精神的に壊れていく様子を静観していたーーというのが本当の真相です。

ヤバいですよね…ここまで読んで、果たして誰が悪なのか。ゾラはもちろん悪ですが、本当の悪はサウリなのではとも考えられます。

そしてバスタフェロウズの最後…アダムはテウタとルカと笑い合う夢を見ながら、静かに目を閉じてエンディングとなります。。

なお、この時のアダムは、既に脳腫瘍がかなり進行していて幻覚や幻聴を発症していたので、目を閉じたことでその生涯を閉じたのだと予想できます。

もう正直、今この文章を書いている段階で涙がでそうです…。

アダムがテウタを好きなのは、最初から垣間見えていたのに、なぜ最初から諦めたような瞳でテウタを見ていたのかー。

その理由が最後の最後で知らされるこの真相は、本当に辛すぎて苦しいです。

どうがアダムに救いがあることを願いますーー。