キューピットパラサイト(キュピパラ)攻略順とキャラ別感想ネタバレあり！

シェルビーは、仕事はもちろんプライベートでもSSランクにこだわる『地位パラサイト』！

何よりも仕事が優先で恋愛感情は非合理的だという考えから、婚活面談もデートも自分で出向かず秘書に代理で出席させたり、「S氏代理のオーウェンの付添」というよく分からない理由で登場する姿が見ていて面白かったです(*ˊ▽ˋ*)笑

また、婚活状況の探りを入れるシーンでは、S氏＝シェルビーだと知らないリネットに面と向かってダメ出しされるなど、年上上司なのに可愛い一面も。

まちゃり

シェルビーとの恋愛はオフィスラブがテーマですね！

物語中盤からは、自身が独身であることをリネットに明かし、それを世間に暴かれないために偽夫婦を演じることになりますが、お互いを少しづつ意識していく過程がとっても丁寧に綴られていました。

また、恋心に気づき相手に思いを伝えるまでの「気持ちのすれ違い」がとてもリアルで切ないシーンも多かったです(･ω･*)

ちなみにシェルビーが地位パラサイトになった原因は、過去にクラストップの人気者でありながらもお金持ち転校生にその座を奪われ、深くプライドを傷つけられたことが理由でした。

シェルビーはもともと努力家で控えめな性格。ですが自尊心や承認欲求が高い青年だったゆえ、クラスメイトの無自覚で残酷な言動がトラウマとなり、「人は地位がすべて」だと価値観を歪ませてしまったんですね(;´д｀)

ですがリネットを通して、『人の人望は、地位だけではなく人柄にこそある』と気付かされていく展開がとても素敵でした！

まちゃり

リネットに本気で結婚する気があるのかと怒られるシーンは面白い♡

琉輝は、外見偏差値＝存在価値という独自の価値観で生きる『外見パラサイト』！

はじめての面談ではヒロインの顔面にミストを吹きかけ、肌の手入れやアドバイザーとしての身だしなみがなっていないとド直球で毒舌×辛辣をかまします(･▽･)

しかも顔面偏差値は数値でレベル分けされていて、あまりに低いと黒いモヤがかかり存在自体も認知できないほどｗ

ですがそれは自分でもファッションや肌手入れ、ヘアメイク、食事や体型管理など見えない部分も努力しているがゆえ、他人にもそれを求めてしまうというものなのである意味納得でした。

まちゃり

琉輝は年下でツンデレ枠！天才ながらの孤独や葛藤が描かれています

琉輝が婚活を始めたのは、実姉が勝手に会員登録したことがきっかけですが、デザイナーとして尊敬する祖母にもっと視野を広めるべきと言われたことが理由です。

また、子供の頃からデザインの才能を認められながらも、周りからの妬みや嫉妬、心無い言葉で叩かれてきたことが孤高の天才となってしまった要因でもありました。

ですがそんな琉輝に対して、特別視せず裏表のないリネットに少しずつ信頼を寄せるようになり、いつの間にか恋しちゃうんですよね！

でもって「服もメイクもいつもと同じなのに、あいつが可愛く見えるのは僕の目がおかしくなったからか？！」と本気で眼科にいくところとかめっちゃ可愛かった(*ˊ▽ˋ*)ｗ

しかも自身の気持ちが恋だと気づいてからは、見かけによらず男らしくグイグイアプローチしてくれるのでキュンキュンするし、極めつけは勘違いで「その結婚待ったぁぁ！」と乗り込んじゃうシーンとかマジやばかったです(*´∀｀*)♡

まちゃり

琉輝は攻略キャラの中で一番印象が変わったキャラでした！

ギルは好きな人のためなら料理や掃除、買い出しに洗濯などなんでも尽くしぎる性格と重すぎる愛情ゆえ失恋から立ち直れない『失恋パラサイト』！

例えば待ち合わせ2時間前の到着や、スクロールしても終わりが見えない重すぎる長文メール、さらには想い人のパンツも洗濯しちゃうほどの超過保護っぷり！

しまいには宛名・差し出し名を書き忘れたラブレターを本に挟んで渡すという、予想斜めを行くアプローチとヘタレっぷりが逆に愛しいキャラでした(ˊ▽ˋ;)

まちゃり

序盤はギルの空回りっぷりが面白いですが、後半はまさかホロッと泣かせらる展開に

ギルはリネットと過ごす時間を大切にしたいとフリーエディターとして働いていますが、彼女の「叶えたい夢があるなら頑張って」という励ましから、子供の頃から夢だった出版会社への就職を実現させます。

仕事は激務ゆえ、これまでリネットにべったりだった生活とは打って変わり、除々にすれ違いが生まれるように…。

そんな生活が続くなかで少しずつリネットの気持ちが変化し、いつしか「ギルがいなくて寂しい」と気づくんですよね(*´∀｀*)

そして長すぎるギルの片思いが終わりを告げ、ようやく身も心も結ばれた矢先に起こる事件…このときのすれ違いがもう切ないのなんのって。。

ちなみにここから一気にファンタジー要素とハチャメチャ展開が入ってきますが、最後はギルの重すぎる一途な愛は最強！ってことでハッピーエンドでした♡

まちゃり

ノーブラと彼シャツに狼狽えるギルが超可愛かった♡

ラウルは、甘いルックスとアクションムービースターという完璧な肩書を持つ一方で、その魅力をなし崩しにするほど神話オタクの『趣味パラサイト』！

ただ自分がモテると分かっていても、それを鼻にかけることもなく、明るく素直で俳優として恋を知ろうとするひたむきさが可愛く面白いキャラです♬

ですがさすがアクションスターなだけあって、たくましい筋肉と体付きはセクシーでドキドキものｗ

まちゃり

ラウル√は序盤からかなりドキドキ展開ですが、後半は予測不可能ハチャメチャ展開で「これなにゲーだっけ？」となりますｗ

乙女ゲームは恋して両思いになってから結ばれる展開が多いですが、ラウルはその逆でまさかのベットインしてから恋が始まっていくという予想外な展開でスタート。

というのもラウルは映画スターということもあり、「恋愛は遊び。たくさん遊ぶことで演技の幅も広がるし気持ちいいよね」というのが”普通の価値観”で生きてきたから。

なので数多くの女性ともカラダの関係があり、「来る者拒まず、去る者は追わず」。しかもカラダを重ねることはスポーツと同じだという考えです。

でもそんなこと、恋を司る女神として認められないリネットは、ラウルを必死に説得するも自身に”経験がない”ことから一方的な主張となってしまいいつまでも平行線。

だからこそリネットは、自分の考えを通すなら、まず相手の言い分を経験した上で、それでも間違っていると伝えるべきだと彼の誘いを受けることに。

そしてこのベッドシーン、かなりドキドキなのにいやらしくないんですよね(*´∀｀*)！

そしてラウルに抱かれたことで彼の言い分も理解し認めるものの、やっぱりこの行為は大事で特別だと説くリネットはかっこよかったです。

また女性と寝ることが当たり前だったラウルの気持ちも少しづつ変化して、リネットへの恋心を自覚していく展開がキュンキュンでした！

ただそれだけに後半の有名映画のパロディ展開は、ちょっとぶっとび過ぎて、除々に胸の高まりがしぼんでいく羽目に…ｗｗ

まちゃり

女性に執着しないラウルが初めて嫉妬と怒りを見せるシーンは超ドキドキでした♡

全身から色気ダダ漏れのアランは、恋をする女性がタイプだという『略奪パラサイト』！

ただその本性は、女性の夢の中で快楽を与え、その夢を喰らうことで生きる正真正銘の悪魔インキュバス。

序盤からリネットに対しグイグイ迫るものの、台詞の最後には「俺以外の男と恋をして」と甘い雰囲気をぶち壊してくる曲者です(´∀｀;)

まちゃり

アランはただのチャラ男と思いきや、本作での超重要キーパーソンであり、攻略キャラでもっとも切ないお話です

女性と見ればすぐに口説きにかかるアランですが、実はリネットとは2対一対の天使の片割れ。

リネットは生まれながらのキューピットではなく、恋の女神を司る前キューピットが消滅したことで補充された天使だったのがビックリ。

また、リネットはキューピットに選定されたことで、片割れのアランとは引き裂かれ、彼との記憶も失ってしまったというのが二人の過去です。

アランは大事な片割れであるリネットを連れ戻そうと必死に追いかけるものの、それが神の怒りに触れてしまい、そのまま悪魔が住む冥界まで落とされたことで、悪魔（堕天使）となってしまった…というのが真相です。

さらに下級神は神具を使うたび命が消耗され、やがて消滅してしまうことを知ったアランは、唯一のリネットを救うための方法を探すのですが

それが「キューピットが人間と恋をしキスをすること」ーーそうすれば神を縛る恋の矢が外れ人間となって自由に生きれると知ったアランは、リネットへの感情を押し殺し、ただ救うことだけを優先して行動していたんですね(｡ŏ﹏ŏ)

そんなアランとリネットの結末は、リネットが堕天して悪魔になることで生涯ずっと一緒にいられるという幸せなエンドであると同時に、アランの愛情の深さと優しさが心に突き刺さるお話でした。

まちゃり

危険な男をチラつかせながら本当は誰よりもリネットを求めてたとかマジ苦しい…それに片割れなら正直アランが隠しキャラでも良かった気がします

隠しキャラは、岡本信彦さんが演じるピーター・フラージュ。

ピーターは、序盤のテレビ企画「パラサイトハウス」のカメラマンとして登場するサブキャラですが、本当の姿は神獣のちーちゃんこと、主神・ジュピターです。

神の勝手な都合で引き裂いてしまった2対一対の片割れであるリネットの寿命が尽きてしまうことを危惧し、消滅させないため自ら神獣となって守っていました。

ストーリーは、ジュピターの双子の兄である神・ゼウスの世界掌握を阻止するために戦う壮大なお話のハズなんですが、

クライマックスでシモネタを絡めたことで流れが明後日の方向に向いてしまい、正直「なんだこれ」というものにｗ

しかも威厳あるジュピターも実は『敏感パラサイト』という超ビビリ設定なので、イマイチぱっとせずイケメンなのにもったいなぁという感じに…。

一応大円弾ルート枠とも言えますが、結ばれるのはジュピターですし、リネットの片割れがアランと知った後ではモヤモヤしました(´∀｀;)

まちゃり

ジュピターはギャップが魅力なんだと思いますが、1人3役と多いのでイマイチ入り込めませんでした