明治活劇ハイカラ流星組おすすめ攻略順とキャラ別感想・評価ネタバレあり！

久史は主人公が勤める米屋の三男坊で同じ16歳。

曲がったこと中途半端なことが大嫌いな性格ゆえ、ストレートな物言いと態度が目立つツンデレタイプ(*´∀｀)

ちょっぴり性格に難ありなキャラですが、それは実母が病で亡くなった後に再婚した継母のことが受け入れられなかったり、父親の生き方に反発していることが理由です。

ただ病持ちの母と暮らす主人公・けいを誰よりも気にかけていて、本人には内緒で握り飯を神社に用意しておくなど、優しさを表に出さない不器用なところがキュンとしました♡

まちゃり

不安から弱音を吐くけいに喝を入れながらも、強引だけど男らしく引っ張っていく姿はカッコよかったです

そんな久史ルートでは、ハイカラ流星組としての依頼を、けいが頼りないことを理由に二人でこなしていくことで少しずつ距離を縮めていく展開に。

そして物語後半。けいが誤って警察に捕まってしまったことで仕事はクビ、縁談も白紙、さらには母親と喧嘩し家出されるという最悪の状況になったことをきっかけに、久史に結婚を申し込まれるのですが…

正直この展開は理解できるものの、主人公の気持ちも「好きなのかな？好きなのかも」みたく、あいまいなまま流れるように結婚する展開にはちょっと納得いかないところも(･ω･;)

しかも最後、父親を殺したとされる政治家（成敗相手）を懲らしめたい！と取った行動が、「ハイカラ流星組はその政治家のおかげで活動している」と無理やり関係性を持たせ、自分たちが表立って行動しやすいようにしたーーというもの。

これには正直「意味が分からない」の一言ですし、ぎゃふんと言わせて終わりという成敗で良いのか、とも思いました。。笑

なので…全体的な感想としては、恋愛過程はざっくり、仕返しもあっさりといった「具なし味噌汁」的な感じでしたヽ(･ω･)/笑笑

まちゃり

ただ久史の意外にグイグイくるアプローチは良かったです♬

楓花は代々続く大松屋の女形歌舞伎役者。性格はおっとりしながらも芯は強く、舞台慣れしているためここぞという時には物怖じせずはっきり意見を言えたり、持ち前の容姿と演技を活かして相手を言いくるめてしまうことも。

また可愛らしい見た目とは裏腹に意外と思い込みが激しかったり、感情がころころ変わって周りを巻き込んだりと、憎めないながらも激しい性格の子でした(´∀｀)

ただ、楓花は祖母に女として育てられていたため、けいへの執着が恋心だと自分でも気づかないのですが、少しずつ心と体の折り合いを付けながら男として距離を縮めていく展開に。

まちゃり

心と体の変化に葛藤して自分は何者なのかと焦燥するシーンは考え深いものに…

そんな楓花ルートでは、歌舞伎一座を中心に物語が展開され、物語後半では楓花の父親の死に旧流星組が関わっていたことが明かされます。

また、このことで楓花とけいの関係がこじれてしまうなど、楓花の激情っぷりに振り回されることに(･ω･;)

しかも紆余曲折ありながらも、楓花の父を殺した犯人が分かり、けいが体を張って楓花を守ったにも関わらず犯人は捕まることなくスルー…というからビックリ笑

それとけいもいつ楓花を異性として好きになったのかよくわからず、そのまま男女として付き合っていくエンドはまさに「消化不良」という感じだったのが残念(´∀｀;)ｗｗ

まちゃり

楓花√はとにかくけいと楓花の喧嘩が多いという印象ｗ

咲村賢は、明るく楽天的で処世術に長けた人柄ながら、自分の本心はあまり見せない飄々とした雰囲気のキャラ。

以前、横須賀から無一文で出てきて行き倒れたところを主人公と出会い、そのまま長屋で世話してもらった恩から今でも食材やお菓子を差し入れています。

そんな賢との恋愛は、男女の駆け引きが展開されつつも、賢の出生のいざこざで切ない恋模様も描かれています。

また、男女の艶っぽい展開もあり、攻略キャラの中でもドキドキするシーンも多めです♡

まちゃり

好きだと言いながら離れてしまう賢の振る舞いに振り回されるシーンは、今どきっぽい笑

ちなみに賢は、華族・櫻小路家の妾の子で信子とは姉弟でありながらも、子供の頃に旧流星組に自分の父親の成敗を依頼した過去があり、その真相に黒幕が関わっていたーーというもの。

また、自分の思いとは裏腹に華族としての柵に縛られ、主人公との恋を諦めるために突き放すシーンは、もともと賢が明るい性格だからこそ、その変化が苦しく感じられました(´・ω・`)

そして本ルートでの黒幕の成敗は、内通者の手引もあって上手くいかず、隠し財産の暴露と引き換えにハイカラ流星組からは手を引くというもので、またしてもこちらが望む成敗には至らず笑

まちゃり

それにしても主人公の恋はいつもキスから始まるのでそろそろ飽きが…笑

銀之助は、頭がよく冷静沈着な性格からハイカラ流星組の中でも参謀役とメンバーの中心的存在。

旧流星組のメンバーであったことと、主人公の父親の死に目に立ち会ったことから、けいを影で見守るために長屋暮らしをしています。

ですがいつしかけいも真相を知るべきだと考え、他人の名義でドレスを贈り、黒幕の存在を伝え、ハイカラ流星組として行動するうちに愛情へと変化していきます。

ただ、銀之助は自分の感情にかなり疎く、さらにそれが愛情だと認められないことから、じれったい展開が続きます(´∀｀;)

しかもけいはけいで、自分に縁談が持ち上がった際、仲人が「好きな人がいたら教えて」と言ってくれたにも関わらず「いない」と自ら返事したくせに、もう自分では縁談は止められないから結婚しなくてもいい方法がないか銀之助に助けを求めるとか…矛盾した言動にイラッと(･ω･)笑

まちゃり

それに自分の気持も中途半端なのに、相手に思いを確かめようとするところもちょっと理解できず…

そんな銀乃助ルートでは、けいの生き別れた弟と姉の存在が明かされます。先にネタバレしてしまうと弟は藤樹修蔵で、姉は同じく藤樹家に引き取られたハツでした。

はじめは互いに他人行儀だったものの、あるきっかけで同居することになり少しずつ修蔵が変化していく展開は、本ルートの恋愛よりしっかり描かれていたような気も(´∀｀)笑

そしてラスト…銀之助が仲間を守るために単独で黒幕を殺すという作戦も阻止され投獄されてしまいますが、移送途中で身代わりと入れ替わり自由の身となってみんなで逃亡ーーという「結局なにも解決していない」エンディングに。。

ちなみに内通者の正体も明かされますが、黒幕に関してはここでもちゃんと成敗はできず、いつになったら納得の行く仕返しが出来るのやら…(;ŏ﹏ŏ)

まちゃり

主人公のショックな真実を知って気を失うシーンも、正直言えば同情ちょうだいみたいでイラッときました笑

いよいよラストで攻略制限のある徳治郎！

徳治郎はこれまでのルートで既に黒幕・五世木の内通者であることが割れていますが、ようやくその繋がりと五世木の真意が明かされます。

まず徳治郎と五世木の関係性ですが、徳治郎はもともと貧しい家に生まれで身売りされ五世木の下で働いていました。

そしてその懸命な働きぶりから五世木の養子として迎え入れられると同時に、洗脳とも言えるほど命令に忠実な駒として動いていたーーというのが徳治郎の過去です。

一方の五世木は、過去に主人公の父・信平と世の悪事を裁く活動をしようと協力関係にありましたが、信平が独自に流星組としての活動を開始。

ただその時点では陰ながら支援しようとしていたものの、自分が成敗の対象にされたことで怒りと恨みを抱き、それが信平もろとも流星組を壊滅させる発端になったと。

そして徳治郎に信平を材木置場に呼び出させた後、五世木自ら材木を倒し事故に見せかけて殺したというのが事故の真相です。

まちゃり

その後は、信平の娘と母親の動向を監視するため、徳治郎に長屋暮らし＆流星組の情報を流させていたんですね

ただ徳治郎は、主人公への想いから除々に命令を遂行することに違和感を持ち始め五世木との関係を解消しようとするものの、洗脳に近い命令に逆らえず、主人公を殺す(未遂)ことでようやく正気を取り戻します。

そしてこれまで中途半端な成敗しかできなかった五世木は、人殺しの黒幕としてあっさり逮捕。しかも逮捕後の様子や罰などの説明はないため、最後の最後でもモヤモヤが残るエンドでした(･ω･;)

ちなみに徳治郎との恋愛は、彼が内通者ということもあって「信じたい、でも信じられない」といった心の揺れ動きから好きになっていくーーという攻略キャラの中でも割りかしマトモな展開でしたｗ

まあそれでも主人公のよくわからない矛盾行動はありますし、徳治郎のふらふらとした立ち位置にスッキリしないなど、あまり感情移入できない展開は同じかなと(´∀｀;)

まちゃり

徳治郎に襲わせる作戦としながら、なぜ最初から怪我しないよう準備しておかないのか笑