君は雪間に希う(君雪)おすすめ攻略順とキャラ別ネタバレ感想・評価レビュー！

智成√は、主人公の生い立ちや智成の失った記憶が真相へと繋がる展開。

他人にはそっけないけど紗乃にだけは過保護なほど優しい智成。そんな智成√をざっくりネタバレしてきます。

ある日、武家町で徳川吉宗将軍の老中の一人が宵禍によって殺害される事件が発生。

紗乃たちは次の犠牲者がでないよう犯人を調査するも、今度は目の前で護衛対象が殺されてしまいます。

自身の無力さで落ち込む紗乃でしたが、さらに追い打ちをかけるように御庭番の頭である京士郎も死亡。

しかもそれは自分の判断ミスだと思い込んだ紗乃は罪悪感にのまれ、心を病んでしまいます。

そんな紗乃を見た智成は、これ以上宵禍と関わるのは無理だと判断し、紗乃を連れて江戸から逃亡を謀ることに。

その後、二人は小さな村で静かに暮らすも、紗乃は逃げたことの罪悪感で苦しむように。。

まちゃり

正直仲間を捨てて逃亡するのはどうかと思いましたが…ｗ

そんなある日、実はその村は過去に紗乃の両親が暮らしていたが、8年前に突如消息不明になった事実が発覚。

そこで二人は両親が消えたという樹海を調べるも、道中で見つけた残留思念にまみれたクナイに触れた瞬間智成の記憶が戻ります。

それは…智成は紗乃の母が夫に渡した印籠から生まれた存在で、紗乃が幼い頃一緒に過ごしていた家族だったと。

けれど両親は掟破りの駆け落ちで結婚したため、一族に紗乃が誘拐されてしまい、後を追った智成も樹海で殺害されたーーという記憶でした。

そんな両親と智成の過去を知った紗乃は、智成を説得し再び御庭番として宵禍と戦うことを誓います。

そして物語ラスト。元凶の宵禍が実は白皙の一族の集落に祀られていた縁切りの神・比弥衛だと分かり、集落にて決着をつける戦いに挑みます。

御庭番が皆が倒れるなか、智成は京士郎の道具・鷹弓懸の力を借りることで比弥衛の討伐に成功。

最後は死亡した京士郎が再び形人として再生し、人間となった智成も紗乃と結ばれてハッピーエンドで決着でした！

さすが智成は攻略制限ありなだけあって、宵禍の秘密や紗乃の生い立ちなどボリュームが多かったです(‘▽’;)！

まちゃり

過保護な智成が少しずつ紗乃を守り支える言動に変化していく展開は良かったです♡

國孝は、武家町の見回りを担当している御庭番のひとりで、気さくで面倒見がいいお兄さんタイプのキャラ。

また、御庭番の傍ら寺子屋も営んでいるため、子どもたちからも好かれています。

そんな國孝√は、寺子屋を舞台にかなり残酷で切ない物語が展開されていきます。

武家町ではある日を堺に度々宵禍が現れるようになり、それが遠隔から何者かによって召喚されているのではないかと疑念があがります。

そこで紗乃の能力で宵禍の痕跡を探るも何も見つけられず、事態は一向に進展せず。

そんななか寺子屋に通う教え子たちが次々と行方不明になり、その寺子屋を管理する國孝が犯人だと疑われる事態に発展。

さらに宵禍襲撃の際に起きた火事をきっかけに國孝の封じられた記憶の一部が蘇ってしまったことでさらなる疑惑をかけられることに。。

御庭番の掟には、奇虚が生まれた道具の記憶や心は封印されており、もし記憶が戻った場合は肉体と魂を分離する「道具返り」を行う決まりがあります。

理由は、記憶が戻ったことで宵禍への耐性がなくなり、自らが宵禍化する危険性があるから。

そんなふたつの理由から御庭番である仲間からも疑いをかけられ、しかも國孝の目の前で起こった徳川吉宗の襲撃が決定打となり牢屋に繋がれることに。。

まちゃり

正直、御庭番のみんなが國孝を犯人扱いするのはみていてきつかった…

仲間の信頼を失い自暴自棄になる國孝。それでも紗乃だけは、國孝の無実を証明するため励まし、叱責しながら真相を突き止めようと行動していきます。

そして國孝を脱獄させ監視役の智成の協力も得ながら、ついに寺子屋の隠し部屋にたどり着きます。

そこには宵禍を遠隔召喚するため体の一部として爪を剥がされた行方不明の子どもたちが閉じ込められていました。

怒りに震える國孝の前についに事件の根源たる存在「隠し神」が現れ、國孝・智成・紗乃の3人は対峙することに。

黒く強靭なまゆの結界と攻撃で徐々に追い詰められていく3人でしたが、こまめが結界を破ったことで御庭番も参戦し敵を撃破することに成功。

そしてラスト。國孝の疑惑ははらせたものの、奇虚として宵禍を浄化する「そそぎ」ができなくなったことで御庭番は引退。

それでも記憶と心が戻ったことで國孝は人間になることができ、寺子屋を再開しながら最後は紗乃と結ばれてハッピーエンドで完結♡

まちゃり

國孝√の紗乃は、無実の國孝を攻める御庭番に真っ向から反論して守る姿がかっこよかった！

与市は城下町の酒屋の番頭として情報収集している御庭番のひとり。

面倒くさいが口癖で主人公にもそっけない態度が目立ちますが、実はかなりイケメン＆胸キュンキャラでした！笑

そんな与市√では、紗乃も酒屋で奉公することになりますが、二人の関係性を誤魔化す＆女性避けのため、仮の恋仲を演じるところからスタート！笑

普段はそっけない与市が周りに関係を見せつけるため紗乃に接触するシーンはかなりドキドキでした♡

そんなある日、街で発生する宵禍は人気の冊子「色恋草子」と関係があることを突き止め、色恋草子の作者である平岡家を尋ねることに。

そこで平岡家当主の妹であるしづきが本当の作者であり、また、元婚約者に捨てられた怨恨から宵禍を生み出していることが発覚。

さらに実は、与市は婚約者がしづきに贈った櫛から生まれた存在であることも明かされます。

紗乃は宵禍化しているしづきを説得するため婚約者の行方を探しますが、二人は既に亡くなっており、しかもそれが心変わりゆえの殺傷事件だと知ります。

そう実は、婚約者は気の迷いで遊女と駆け落ちするも、本命はしづきだと気付き戻ろうとしたが無念にも相打ちで命を落とすことになったと。。

そんな真相を知らず、裏切られた怨恨から宵禍を生み出すしづきを止めるため、与市と紗乃は平岡家に潜入。

そして物語ラスト。激しい攻防のうえ、紗乃が真実を伝えたことでしづきは正気を取り戻し宵禍も消滅。

与市もしづきと和解したのち、紗乃と結ばれハッピーエンドで終わりました♡

まちゃり

そっけない与市が本当の恋仲になったとたんデレるのが超可愛かった♡

久賀源十郎は、表は城下町の見回りを行う番方であると同時に、裏では異型の化け物である宵禍を取り締まる御庭番のひとり。

物静かで感情表現が乏しいことから第一印象はちょっと怖そうな印象でしたが、実は真面目で誠実なクールなイケメンでした！笑

そんな源十郎√では、源十郎が奇虚として生み出された脇差を巡り事件が巻き起こっていきます。

ある日、源十郎は半蔵と名乗る形人(道具に魂が宿った人)の青年から見に覚えのない父親の仇討ち「赤堀源五右衛門」として命を狙われるはめに。

ただし真っ向勝負では勝てないとふんだ半蔵は、街に悪い噂を流し自分への同情をかうことで源十郎を悪役として仕立て上げていきます。

また、自分と同じ形人の心を操り暴動を起こさせると同時に、仲間に引き入れられた者は行方不明となるまでに発展。

そして次第に悪くなる街の治安を懸念し、源十郎は自宅待機を命じられてしまいます。

まちゃり

半蔵がもう鬼畜すぎてまじでハラタツ～！

自分のせいで事件が大きくなるも御庭番として役に立てないことにショックを受ける源十郎。

でもなぜ半蔵は源十郎を仇討ちだと決めつけ挑んでくるのかーー源十郎の隠された真実はこう。

源十郎の脇差は、もともとは刀工の浅間忠峰の所有物だったが、赤堀源五右衛門に襲われ奪われた刀でした。

父親を殺された息子たちは敵を取ろうとするも返り討ちにあい、四男だった半蔵も同様に殺されてしまいます。

ただ半造は形人のため、自分の魂を別の形人に取り憑けることで維持しながら、父親の形見である脇差を持つ＝復讐者を探していたと。

ただ赤堀源五右衛門は刀を奪った後、脇差を手放し病死。

そして脇差は幕府に渡ったのち、元所有者であった赤堀の強い思念から源十郎が生み出されたーーこれが源十郎に封じられた記憶であり過去でした。

真実を知ったことで封印されていた記憶と心が戻った源十郎ですが、そこを最悪のタイミングで半蔵に体を乗っ取られ大ピンチに。

ちなみに半蔵を本当の意味で対峙するには、名前を刻んだ木札に魂を乗り移させ壊すこと。

そして最終決戦。源十郎を操る半蔵と御庭番たちとの激しい戦いのなか、半蔵の魂が器に吸い込まれたところで滅殺！

ラストは完全に心を取り戻した源十郎が紗乃への想いを告白し夫婦になる誓いをたててハッピーエンドでした♡

源十郎は感情の起伏があまりないタイプですが、少しずつ感情が豊かになって心が通っていく展開が良かったです♪

まちゃり

それにしても半蔵は可愛そうなキャラだけど、それ以上に鬼畜でしたｗ

錦次は女形の歌舞伎役者として情報収集をこなしている御庭番のひとり。

女性以上に美しい容姿と色気に反して言動は辛辣で塩対応という、すさまじいギャップが魅力のキャラですｗ

そんな錦次√では、遊郭を舞台に「天女の羽衣事件」がメインで展開されていきます。

天女の羽衣事件は、腕に謎のあざができ、それが首まで進行すると宵禍(化け物)化してしまい、しかも人に感染して広がっていくというもの。

そして紗乃たちは病の原因を突き止めるべく娯楽街を捜査し、とある遊郭が発症元であることを突き止めます。

ただ遊郭は簡単に出入りができないため、紗乃が花魁・阿国の禿として潜入調査することに。

そこで遊郭が天女の羽衣にかかった者を地下牢に閉じ込め処分していること、さらに最初に発症し他人に感染させていたのは遊女の間夫である桐真屋の若旦那・辰之助だと気づきます。

また、同時に紗乃も天女の羽衣に感染していることが発覚。その一方で紗乃は自分以外の病を浄化の力で治癒することができることもわかります。

そこで錦次たちは、辰之介をおびき出すと同時に感染者をまとめて浄化するため、芝居小屋にて歌舞伎演目を行うことを決行。

まちゃり

これまでの塩対応が一変して、紗乃を止めようと必死な錦次に胸キュンです♡

作戦は辰之助を無事捕獲し感染者の浄化に成功するも、突如阿国から禍々しい宵禍が生まれ、あたりは一変して怨念まみれに。。

そう、辰之助は阿国に操られ囮になっていただけで、実際に感染を広めていたのは花魁の阿国だったと。

というのも阿国は出雲阿国が使用していた道具の形人であり、しかも道具の持ち主に思考を縛られる生き方に恨みさえ抱いていたんですよね。

阿国はなにかありそうだなと感じていたものの、面倒見もよくいいお姉さんだったので残念(‘▽’;)

そしてラストは、無事阿国を対峙し感染者も浄化。心を取り戻した錦次は、歌舞伎役者を本職に御庭番を引退。

紗乃への思いも自覚したことで優しい錦次さまへと変わってハッピーエンドでした♡

まちゃり

紗乃が水揚げされるのを間一髪で助ける錦次が超かっこよかった♡

まさかまさかのダークホースだった桜太郎。ちょっぴり気分屋ながら明るいキャラだったので正直びっくり！笑

そんな桜太郎√では、桜太郎の秘密や白皙の一族に連なる真相が明かされていきます。

ただ他√で登場したキャラクターや展開の一部が引き継がれ、かなりのボリュームになっていることから、ここでは桜太郎の秘密を主軸にネタバレしていきます！笑

娯楽街で起こった猫又小僧事件の模倣犯として捕まった遊女のるりこが行方不明になり、その行方を追う御庭番たち。

なんとか場所を突き止め救出するも、その過程で桜太郎は奇虚の儀式で「桜太郎」に成り代わった宵禍であり、御庭番の敵だと紗乃に暴露します。

また、宵禍化した神・比弥衛を味方につけ人間に復讐することが目的であり、さらには紗乃に仲間なれと持ちかけます。

優しかった桜太郎の本当の顔を知りショックを受けるも、その秘密を御庭番に伝えれば桜太郎が処分されてしまうと葛藤する紗乃。

かたや桜太郎は、そんな紗乃をあざ笑うかのように裏と表の顔を使い分け、江戸を崩落させるため比弥衛を強化していきます。

まちゃり

紗乃に好意があるよう切なく演技しながら隠した口元では笑ってるとか、狂気も垣間見えて怖いｗ

そんななか、桜太郎が持つ「犬の根付」が宵禍の元となった道具だと知り、さらにはそれが紗乃の母親・せつが持っていた根付だったことが明かされます。

桜太郎が人間を憎む理由と秘密はこう。

白皙の一族が幼い紗乃を誘拐した時、せつが娘をかばって殺されてしまい、その非道な行いに怒りを覚えた縁切り神・比弥衛が一族を皆殺しに。

比弥衛はそのまま宵禍となり、さらにせつが落とした犬の付根も残留思念を受けたことで宵禍(桜太郎)になってしまったと。

だから桜太郎は白皙の一族はもちろん、人間そのものを恨み復讐しようとしていたんですね。

でも桜太郎のなかには復讐心だけでなく優しい心も残っていると見抜いた紗乃は説得を試み、一緒に比弥衛を止める作戦をたてます。

しかし裏切りに感づいた比弥衛は逆に桜太郎を体内に取り込み、巨大な宵禍となって江戸を襲撃。

そしてここからラストスパート。白皙の一族の集落にて比弥衛と戦いに挑む御庭番ですが、激化する攻撃に次々と仲間がやられ窮地に。

しかしそこで桜太郎が紗乃を助けるため体に入ったことで、紗乃の髪と肌は白皙の一族と同じ真っ白に変化。

最後は二人の力で比弥衛を倒し宵禍化から解放。正常心を取り戻した比弥衛は大地で眠りにつくことに。

また、桜太郎は縁結びの神・比弥那によって自分の体を取り戻し、今後は生きて罪を償うことで決着！

紗乃も元の姿に戻ると同時に能力を消失し普通の町娘に。最後は桜太郎とデート中にキスしてエンディング♡

ここまでプレイした桜太郎√は、紗乃と関係があった智成さえも知らない過去の真実が語られるだけあり、そこそこ複雑な展開も見どころでした。

ちなみにプロローグで智成を殺したのは宵禍の桜太郎だったし、過去の誘拐事件がなければ紗乃・桜太郎・智成は家族だったことも切なかったです(‘＾’;)

まちゃり

でも最後は復讐心から開放されて、ありのままの桜太郎になれたことは本当に嬉しかったです